こぶたのプリンの由来について

こぶたのプリンの由来について

こぶたのプリンのお話


当店が創業した店舗は旦過市場という当時で100年ほどの歴史を持つといわれる生活市場でした。
間口は両手を広げると届くほどの小さなお店で、うなぎの寝床とはよく言ったもので、まさに細長く、小さな小さな物件でした。


そんなお店のお向かいさんは70年ほど営業しているお肉屋さんでした。
お休みはお正月くらいしかなく、それでも休みが増えたと言っておられました。
現在でも正月の3日とお盆の1日だけです。
3人で営業されておられるお店なんですが、本当に誰も休まないのでとても驚きました。
うちが休むとよく怒られたもので、商売のお手本としていろんなことを教えていただきました。
そんな影響もあり当店は定休日をなくし、できるだけ営業するようにしていますが、いつまでできるかな。。。


そんなお肉屋さんですが、旦過市場が再開発後は廃業するという話を聞き、当店で何か後世に話を繋いでいくことができないかと考えました。
そこで肉屋さんの敷紙に描いてあった絵がとてもかわいく、その中でもブタがとても気に入ったので当店のプリンのキャラクターにさせていただくことになりました。
70年ほどの歴史をもつお肉屋さんに比べ、当店はまだまだ生まれたばかりの子供のようなもの(2013年11月11日開店)であったため、名前は「こぶたのプリン」となりました。


そんな旦過市場にある老舗のお肉屋さんとのつながりから生まれたこぶたのプリンのお話でした。


トップの写真は初代のこぶたのプリンです。
下の写真は5代目(2020年10月〜)になりました。


藍昊堂菓子舗・こぶたのプリン
藍昊堂菓子舗・こぶたのプリン