5/11(月)より営業再開しようと思います。

5/11(月)より営業再開しようと思います。

《写真》昨日、いちご農家さんところで収穫してきました。そしてそのあまおうを使ってプリン用のベリーソースを仕込みました。


みなさま、コロナとの戦いの日々が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?
コロナの影響で店舗営業を休業してからもうすぐ1ヶ月になります。
ニュースを見ているとコロナのことばかりで気が重くなります。
いけないことですが、コロナのニュースに慣れてきているような気がしていて、本当に怖いです。
幸い、私の周辺には感染者は出ていませんが、まだまだ油断しないように気をつけてなければなりませんね。


えっと、店舗営業についてですが、当初は5/7のゴールデンウイーク開けから再開しようと計画しておりましたが、緊急事態宣言が延長になったこともあり延期することにしました。
しかしながら最近は北九州市での感染者は出ていないので、5/11から営業を再開しようと考えております。
ただ、コロナの影響で材料の納入業者さんも配送が減っていたりなど、完全な再開はまだ先になるかもしれません。
商品数や営業時間など限定的になる可能性はありますが、まずは少しづつでも再開しようと思います。


ということで、感染者がこのまま出なければ5/11に営業再開します。


・・・
ここからはダラダラとりとめもなく、、、


今回の件で、私はとても考えさせられました。
コロナの感染拡大が深刻化し、緊急事態宣言の話が出始めてから、当店の売上は激減しました。
当店の商品は嗜好品なので、生活に必要なものではありませんから仕方ないことですが、かなり落ち込みました。
健康を第一に考えたので店舗営業の休業を決めましたが、経営という意味ではきつい判断になりました。


しかし、当店にはお店を支えてくれる大切なスタッフがいます。
そのスタッフ、そしてその家族を守るためにも営業自粛は必要な決断でした。
この1ヶ月、スタッフには仕事も休んでもらいました。
みんな不安な日々を過ごしていると思います。
少なくともスタッフに金銭的な負担をかけないためにも当店では給料は休業中も全額支給しています。
収入が減ると精神的に参るので、そんな不安を抱えさせることはさせられません。


給料は雇用調整助成金のコロナ版を活用することで、本来支給すべき額の60%の90%は助成金が出るのでそれを活用しようと考えています。
ただ、申請の窓口に行きましたがかなり書類が多く、申請も複雑なので大変そうです。
うちの会社では社労士さんと契約しておらず自力なので特に大変ですね。
資金繰りや今後の事業計画、各種申請で忙しく、1ヶ月の間でまるまる休めたのは結局2日くらい。
まぁ、それが経営者としての責任なので、気持的には意外に充実していた気がします。
自己満足ですが。
(でもホントは強がっているだけで不安が大きいんですけどね)


働ける喜び、というと聞こえはいいかもしれませんが、遊んでばかりいても精神的に良くない気がしますので、まだ早いのかもしれませんが、営業再開を決めました。
会社が潰れてしまっては結局コロナに負けたことになるのかなとも思うので。


来年度には旦過市場の再整備も始まる予定なので、移転費用などがかなり必要となるし、できるだけ資金は残しておかないと、ということと、自粛すべきこの状況とのジレンマとの戦いをしている気にもなります。
あー再整備を考えるともっと気が重くなる・・・。


気を取り直します。


はじめの話に戻りますが、嗜好品を製造販売している限りは、このような不測の事態にとても弱いということがわかりました。
遅すぎですよね。
でもこれまで何とかなってきたので、まだ何とかなるかなと思っていましたが、1ヶ月も閉めると、この期間で何か悟りを開かなければと考えるようになりました。


私は店を始めたとき、自由に自分の好きなようにやりたいと考えていました。
大抵、お店というのはオーナーが好きなことをやっているパターンがほとんどなのかなと思いますし。
(主に創業世代の場合ですが)
しかし、今回のような経験をすると、スタッフを雇っている場合は、やりたいことだけをやるというのは、あくまで経営者だけで成り立つ場合のみでなければならず、無責任だと気付かされました。
(もちろん店の個性などを考えるといろんな思想はあると思いますが、私の場合はこう行き着きました)
理由はスタッフの生活を守ることも経営者の大切な仕事だから。
会社というのは利潤追求というのもありますが、雇用の場を作り、それを守ること(できれば大きくする)という使命があります。
もう自分ひとりのものではないし、そうであってはならない。


テレビに出てくるカリスマ経営者のような神的存在ならばまた話は違うのでしょうが。


自分の好きなことをやるために始めたはずなのに、何か矛盾することを言っているように聞こえるかもしれませんが、それが経営者としての責任なのだと思います。
私の気持ちとしてはネクストステージだと思っています。
人を雇う以上は、それなりの責任も負うことになります。
でもそれ以上に、喜びを感じることをみんなでやれなければ、継続なんてできないし、やる意味がない。
喜びというのは、やりがいだったり給料だったり、人それぞれでしょうが、安定した経営があっての上に成り立つものです。


そうなると、今回のような事態では嗜好品では安定などありません。
そのために、当店の強みや個性を生かした新たな商品も開発していかなければなりません。
もっと日常に必要とされるものが、当店には欠けていることにやっと気づいたんですね。
何をやっていくかは、あらかた計画は立てました。
もちろん成功できるかどうかわかりませんが、成功させなければ存続もできないということですから、必死にがんばります。


こんなときこそSNSやらないとダメだぞ、と周りからは言われますが、自分の性格に合っていない、というか元々発信するタイプではないし、続かないのがわかっているので、それはそれで困ったものですね。
これは今後の課題として改善して(気持ちを入れ替えて)行くべきことかもしれません。


それに世間で盛り上がっていることについてくタイプでもないので、また困ったもんです。
いまいちノリが悪いんだろうと自己分析しています。
人は人、私は私、と思っているタイプなんでしょうね。


そう、一番経営者になってはいけないタイプなのです。
自分でも分かっているし、周りからもたまに言われますが、そういう立場になってしまったので仕方ないですね。
なので、早く起動に乗せて次世代に譲りたいとも考えています。
そんな価値のある企業に育てるまで一生懸命がんばります。


なので、何とか見捨てずに、たまにでいいのでお店に寄ってください。
少しずつですが、進化していきますので、よろしくお願いします。


グダグダになってしまいましたが、最後まで読んでいただけた方、本当に奇特です、ありがとうございました。


早く笑顔で会いましょう。
コロナよ、さらば。


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